YOMIURI ONLINEで、大人の学力調査についての記事があがっていました。
この調査はOECDがすすめているものの一つです。
OECDの学力調査といえばPISAが有名ですが、PISAは義務教育修了段階の15歳が対象。
しかしこの記事にでている調査は、対象が16歳以上65歳以下の男女で、"成人が今日の社会で求められる力"を調べるものです。名称はPIAAC (Programme for the International Assessment of Adult Competencies)
日本における調査実施機関は国立教育政策研究所というところで、実はPIAACは公表済みです。ですから、既にご存知の方もいらっしゃったのではないでしょうか?(本年の9月4日にパイロット調査開始の発表しています。)
さて、OECDの調査ですから、とうぜん「経済」との関連は欠かせません。
調査目的にも「個人の力が、本人の社会的成功にどの程度関係するか、また、国の経済的な成長など、社会全体としてどのような成果を生むかを検証すること」と書いてあります。
どんな分析結果がでるんでしょうか?
ちなみにパイロット調査の次に予備調査があり(平成22年~)、その後、本調査(平成23年)があります。
結果公表は平成25年です。
しばらく先のことですね。
なお、この調査の詳しい内容は、(https://www.nier.go.jp/)をご覧下さい。
※OECD 「Organisation for Economic Co-operation and Development:経済協力開発機構」