英語の授業中のことでした。
中2の女子生徒に、可算名詞と不可算名詞の話をしていたら、日本語の「ものの数え方」にまで広がりました。
その生徒は、「いか」の数え方も「うさぎ」の数え方も知っていました。
でも、うさぎは"ひき(匹)"で数えるのが今の常識ですよね。
私は、数え方にそこまで拘る必要は無いとおもっています。「学校のうさぎが一匹元気ないねん」って生徒に言われた時に、「うさぎは匹で数えるんちゃうで」と訂正するより、うさぎの体調に注目している気配り(やさしさ)を褒めたいです。
もちろん、うさぎを"一頭"や"ひとり"なんて数えている場合は訂正しますけどね。
ただし、知識として覚えていることは重要です!!ちょっと矛盾しているように感じるかもしれませんが、豊かな日本語をしっかりと勉強することは、本当に大切なことなんです。
下にいくつか数え方を載せてあります。このぐらいは必ず覚えておきたいものです。
(なお、これらの言葉のことを【助数詞】といいます)
--助数詞の一例-- 「 」がもの、その後が数え方(助数詞)
「いか」 はい(食べ物の場合)
「テント」 はり
「たんす」 さお
「うさぎ」 わ
「豆腐」 ちょう
「花」 りん
「船」 せき