平成26年度全国学力・学習状況調査 いわゆる 一斉テスト、ご覧になりましたか?
私は今日ゆっくり見てました。
(実施は平成26年4月22日)
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そして、
中学校 国語B
大問 3
これ、面白かったです!!
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注:
一斉テストの功罪や是非を問うているわけではありません。
個人的に思うところはありますが、
本記事の内容はそこを対象にはしておりません。
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この問題、切り口が沢山あるので、
いったい中学3年生がどう回答解答していたのか非常に興味があります。
塾生たちには当然聞き取り調査をしてますが、やっぱり「テスト」なのか、この問題の楽しさをじっくりと味わえてません。(当然ですね)
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「楽しい」とは、もちろん私の目線です。
生徒たちが楽しく感じているとは思えません。
しかし、
この問題を使って授業をすれば、とっても盛り上がると確信してます。
・上手と下手がなんなのか?なんて些細なことも、
設問 三のような
・このように言った殿さまの気持ちを想像して書くこと。
・なお、そのように想像した根拠を、 【落語「目黒のさんま」のあらすじ】 や 【落語「目黒のさんま」の最後の部分】 から (後略)
(引用:https://www.nikkei.com/edit/news/special/gakute/2014/chugaku_kokugo_b.pdf)
なんて問いへの答え方(応え方)についても、
授業のネタにするには申し分ありません。
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まぁ、テストなんでいかに正答するかが重要なんですが、
こんな問題なら、
生徒たちに、"正答させる"よりも"いろいろ遊ばせて(考えさせて)みる"ような授業をしてみますね。
もちろん
【与えられた情報=本文】から読み取る、という大原則は大切にしますよ。
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ところで、
もしもあなたが子どもだったら、、、
「目黒のさんま」って書いてあったら、"目が黒いサンマ"って思いませんか?
だって、目黒ですよ。
いやいやもちろん
『郊外の目黒』って書いてますし、地図も載ってます。
でも
ぱっと「目黒」の文字をみたら、「目が黒い」じゃないですか。
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たとえば
十三
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って、13でしょ。
「十三の学校」と書いてあれば、それは学校が13校あります、という意味じゃないですか。
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それを、
「大阪市淀川区にある学校」なんて思う人は、日本の中ではわずかですよ。
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いやぁ、この問題、本当に面白い
いろいろと