今日から国公立大学の2次試験が始まりました
国公立大学は私立大学と違い、国公立同士での併願受験がとてもしにくいです。
たいていの場合、前期に受験する大学が第一志望校になります。
また、併願がしにくいということは、倍率の意味合いも私立大学と大きくことなります。
今回は倍率のお話です。
国公立大学前期日程の倍率(募集人員に対する志願数)は3倍強でした。
一方、私立大学、例えば同志社大学の法学部の場合、
募集人員459名に対して、志願者数は4446名(うち、受験者は4308名)。
これだと、倍率は10倍弱となってしまします。
しかし、合格者数は1848名なんです。募集人員の459名ではありません。
ここから倍率を考えますと、 4308÷1848=2.3 で
2.3倍。
これを実質倍率(受験者数÷合格者数)といいます。
なぜ、1848名も合格させるのかといいますと、
それは、私大の場合は
・第一志望の方とそうでない方が混在している
ことが原因です。
このように、国公立大学は私大受験とはちょっと違います。
※注意 決して同志社大学が「合格しやすい」というわけではありません。しっかり勉強しないと合格できませんよ。
ちなみに各国公立大学前期日程の倍率は次の通り
京都大学 2.9倍
大阪大学 2.9倍
神戸大学 3.6倍
大阪市立大学 3.3倍
注意!! 当然ですが、大学選びは倍率でするものではありません。今回の記事は、あくまで参考です。