気になるニュースを目にしました。

小学校の英語の授業では、ALT(外国語指導助手)が広く活用されています。また、2011年度からは英語が必修化されます。しかし、そのALTの質に問題があるのでは?という記事です。

>読売新聞(YOMIURI ONLINE)https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20090728-OYT8T00642.htm

 

ある言語を母国語として喋ることと、それを外国語として指導することは全く違います。

「明日から日本語を教えてください」と言われたら、私でも困ります。といいますか、日本人以外の方に日本語をしっかりと教えることは残念ながらできません。

つまり、話せることと指導することは全く別物です。

もちろん、それがわかっているからあくまでも【補助】であり、直接指導するのは学校の(日本人の)先生です。

それでも、指導の補助をする以上は最低限の資質というものが必要になるのは当然のことで、記事にあるようなALTがいることはとても残念です。

これは氷山の一角なのか、それとも珍しいケースなのか?

記事からは判断できませんが、JETプログラムですら問題点が指摘されている中で、ますます不安をさそう内容でした。

でも、記事の見方を変えると

実は「JETプログラムからの採用でも民間からの採用でもそれほど差がないALTが確保できていた」とも読み取れます。数多くのALTと仕事をしていた経験を踏まえて、学校現場側が民間業者からの採用を決めていると想像できるからです。

 

いろいろ考えが錯綜する"気になるニュース"でした。

 

といっても人材の確保は苦労するだろうなぁ。

ALTについてはあまりいい話は聞きませんから。

すいません、ひとごとみたいなコメントで。英語教育についてはまたの機会に。

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