兵庫県公立高校の入試制度改編が続いています。
宝塚、西宮でも動きがありました。
(県宝と東校が特色選抜の内容を発表、県西が23年度から単位制へ改編、西宮北の自然科学系コースは22年度から募集停止。詳しくは県教委のホームページあるいは https://www.e-ugi.com )
教育委員会高校教育課によると、多様化する生徒のニーズに合わせた教育改革の一環だそうです。
さて、この中で目をひくのは【県西の単位制への改編】です。
西宮学区は、昨年度に総合選抜制から複数志願制へと改編したばかりです。
しかし今回、早くも単位制へ改編する高校が発表されました。(単位制への変更により他学区から受検ができるようになります)
入試制度の大きな変更は、志願者=中学生とその保護者に大きな影響を与えます。どうしても変更した年(と、そこから2、3年)は混乱が生じます。だから、コロコロと制度が変わるのは好ましくないですよね。
昨年度の西宮、伊丹・川西学区のように、今年度の宝塚地区は手探り状態で進路を選択しています(しかも4校しかないのに)。
しかし、今後も制度の変更は続くでしょう。
そんなことを予感させる県西の改編発表でした。
大切な事は、敏感になりすぎて情報に振り回されないことです。アンテナは立てつつ、自分(あるいは子ども)を見つめて、思い切って決断することが最善の結果につながります。
(宝塚地区での各高校の呼び方)
県宝=県立宝塚高等学校
東校=県立宝塚東高等学校
県西=県立西宮高等学校
西宮北=県立西宮北高等学校