9秒58です。

ボルト選手はすごいですねぇ。

只今開催中の世界陸上男子100メートルで、大会2連覇を世界新記録で達成しました。

しかし、100mを9秒半で走るなんて、人間の可能性には驚かされます。

これまでに、100m走での人間の限界については、「9秒3」(筑波大の阿江通良教授)、「9秒25」(明海大の岡野進教授)、「9秒48」(スタンフォード大のマーク・デニー教授)など、数々の予測がされてきたそうです。

100mを9秒で走るなんて、、、本当に驚きでした。

 

さて一方、2位となったゲイ選手のコメントは「負けたのは残念だが、ベストを尽くした。自己新記録で走れたのだから文句は言えない」だそうですね。

これまた潔い。

ゲイ選手の記録も9秒71と、こちらは世界歴代2位の好記録です。よくよく考えればこれもものすごい成績なんですが、「優勝」の二文字は一人の選手にしか与えることはできないのがスポーツですから、負けを認める心意気もまたスポーツ選手には必要ですね。

 

ふと思うのは、いままでのハードルを破るべく新記録に挑戦することは、勉強にも通じるものがあるということです。

でも、入試には「優勝」はありません。特定の一名のみが合格するのではないところは違います。自分で無理と決めつけずに、ハードルをしっかりと乗り越えて欲しいですね。

 

ところで、これに関連した面白い記事も発見

「共縮」

 短距離走の場合、走り始めは太ももの前後の筋肉が交互に収縮することでスピードを増していくが、トップスピードに乗ると「もっと早く」の意識から両方の筋肉が同時に収縮する「共縮」現象が起こってしまうという。ボルトの驚異的な加速はこの共縮を本能的に回避していることで実現していると思われ、鈴木教授は「あの朗らかで物怖じしない性格が動物的な集中力を高めているのでは」と想像する。

気持ちが前のめりになりすぎると、逆にパフォーマンスが低下する。これまた勉強にも通じるか??

といっても"トップスピード(やりすぎるぐらいやった)"場合におこるのだから、そこまで勉強できるかな?

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