東京大学の文Ⅱに合格した高校3年生がいるそうです。
って、そんなの大勢いますよね。
しかし、その高校生はコンサドーレ札幌ユースの一員として高円宮杯に参加していたにもかかわらず、現役合格ですから、快挙といって過言ではないでしょう。
はい。
ご説明します。
一部のサッカー関係者にしかわからない用語は次の通りです。
コンサドーレ札幌:Jリーグ(日本のプロサッカーリーグ)チーム。札幌が本拠地です。
ユース:高校生年代のチーム。将来のプロを目指してトップ(1軍、大人)の傍らで練習です。
高円宮杯:高校生年代の全国大会。1月の高校選手権とならんでのビッグな大会。野球で言えば甲子園に近い大会です。9月から10月にかけて開催されます。詳しくはこちら https://www.jfa.or.jp/match/matches/2009/takamado_u18/index.html
つまり、
この高校3年生はプロを目指す集団のなかで試合に出場し、3年生の秋まで選手をつづけながら、同年度の1月のセンター試験、2月の二次試験を突破し、見事東京大学に合格したそうです。
さるサッカー関係者の方からの情報でたまたま耳にしたのですが、そうでなければまったく知らぬままでした。
う~ん。すごい。
でも、全然不思議ではありません。
運動をしている"から"勉強できない。なんてことは決してありません。
指導をしているなかで、勉強も運動もどちらも頑張って成果をだしている選手(生徒)は数多くいます。
もちろん、勉強(学業)よりも運動のほうが得意な生徒(選手)がいることは事実です。でも、だからといって
勉強か運動か
という二者択一はちょっと???と感じます。
どっちも自分が出来る限りやればいいんです。結構できます。