昨日発表された兵庫県公立高校入試の結果ですが、県の教育委員会のホームページから見ることができます。
https://www.hyogo-c.ed.jp/~koko-bo/H23senbatu/HP/H230321zennichigokaku.pdf
さて、今回は 定員に対する合格者の数 いわゆる倍率についてのブログです。
複数志願制の学区では、各校ごとの 受検者÷定員 の実質倍率が1を下回っていても、
学区内の他の高校を受検した生徒がその定員割れした学校に合格となるケースがあるため、 合格者÷定員 で計る倍率が1を切ることはまれです。
一例として、県立伊丹高校や県立宝塚東高校がこれに当たります。
一方、単独選抜学区や、総合学科あるいは普通科単位制高校では、 倍率が1を切る、いわゆる定員割れとなったケースもありました。
伊丹北高校の92.5%
三田祥雲館高校の96.4%
などがそれにあたります。
入試制度が変わった県立西宮高校では、入試前の志願者数が定員+1名でしたが、
実際は欠席のために、定員と受検者数(志願者数)が同じ(倍率1倍)でした。
なお、教育委員会の用語では、
合格者数÷募集定員数×100(%) のことを、 充足率 と読んでいます。