東京都の都立高校では日本史を必修科目にすることになった、との記事を、よみうりニュースで読みました。
(元記事はこちらhttps://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100121-OYT8T00810.htm)
「常識的な日本史の史実でも知らない生徒が多い」との指摘があり、日本史必修化を検討した結果だそうです。
もともと日本史は中学校でしっかりとやっている(はず)ですが、学校現場では目を覆いたくなるような生徒がいるのでしょう。(恥ずかしながらといいますか当然といいますか、うちの塾にもおりますが)
その実情を受けての決定とは思われます。
では、当事者たる高校生は、さてどうするのか?
日本史も世界史も頑張って、入試で選択する地理も頑張る。(センター試験では地歴(世界史、日本史、地理)の中から科目を選択します。地理の勉強量は比較的少なくて済みます)
なんて高校生は数少ないでしょうねぇ
地理を選択する生徒が激減するのでしょうか。
都立高校で実施される日本史の授業の中身に興味が尽きません。
日本史B-α(入試選択科目用)
日本史β(必修内容用)
とクラスがわかれるのかな?
大学進学を目指している高校生達は、受験科目としてどうしていくのか の判断抜きにこのニュースを受け止めないでしょうね。
高校生がそう感じるのは当然だと思っています。
※ ここでは、どの科目が高校生に必要か?という点はとりあげていません
補足:神奈川県では既に日本史必修化の導入を決めています。
補足2:世界史は学習指導要領で必修科目になっております。