算数・数学を勉強するうえでとっても大切なことに【途中式】を書くことがあります。
小学校の算数から中学校での数学、高校での数学とすすんでいくにつれ、その重要性が際立ってきます。
高校数学では、「答え」より「解答プロセス」が重視されます。つまり「どうやって解いたか」がしっかりと示せなくてはいけません。(要するに、プロセスが不十分なら答えだけ合っていても0点ということです)。
ある部分とある部分を組み合わせて、それを次のプロセスにつなげる なんて、大学入試数学では(というか数学では)常識ですよね。
さて、こんな話を載せたのは、小学生の生徒に【計算問題】を指導していたからです。その問題はこちら
24×{ 5+(11×4+6)÷2 }-120÷6
こんなときは必ず途中式を
=24×{ 5+(44+6)÷2 }-120÷6
=24×(5+50÷2)-120÷6 (以下省略)
とします。時間がかかると思われがちですが、この方が正答までの時間は短くなります。
しかも、解答プロセスを記述する非常にいいトレーニングになるのです。
ちなみに 答は100
になった人は注意力が足りません。
答は700 です。プロセス記述力を高めて計算力もつけるために、これからは途中式を書きましょう。(ただし、所定時間内に解答しなければいけない小学生にはちょっとした工夫があります)
そうそう、WHO(世界保健機関)はWorld Health Organization でした。