以前大学の授業料アップについての記事を書きました
(ブログ記事 OECDの報告書 日本の大学、さらに改革を)
今日は、大学授業料を<国立-私立>、<今-昔>で比べた資料を見つけました。
文科省のホームページにありますので、どうぞ → https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/005/gijiroku/011201/011201e1.htm#top
昔(昭和50年以前)は36,000円だったのが、翌年に96,000円に。11年後の昭和62年には30万円を突破。
平成16年度からは、国が「標準額」を定め、今は各国立大学が「標準額」の120%を上限に授業料等を設定することへ変更。
(学校間で多少の違いはあるものの、実質的には引き続き文科省に決定されているようなものです)
そして今の授業料標準額は535,800円です。
一方、私立大学との差ですが
昭和50年では、国立大学の授業料が3万6000円で、私立大学は18万3000円。約5倍の差。
昭和55年では、国立大学の授業料が18万円で、私立大学は35万5000円。約2倍の差になります。
平成13年で、 国立大学の授業料が49万6800円で、私立大学は79万9000円。約1.6倍の差。
とどんどんと「割安」感が損なわれてきてます (私立大学は平均額)
ちなみに今年は
京都大学 53万5800円
慶應義塾 (文)78万円 (理工)113万円
早稲田 (文)79万円 (理工)109万円
同志社 (文)67万円 (理工)99万円 などなど
(いずれも授業料のみで学部により少し異なります。入学金、施設費などは除く。医薬学部は別)
ただし、割合で見ると差は詰まってきていますが、、実額でみると授業料だけで20万円以上の差。
不況の中、今までにも増して国公立大進学がありがたいですね。